爽やかな緑のパスタにサルサ・ヴェルデがある。いつもはパスタの上にちょこんと座るイタリアンパセリが主役。カレーでいえば福神漬けがメイン食材になるようなもの。パスタの懐は深い。イタリアの包容力に溢れたパスタである。
サルサ・ヴェルデの意味と文化
サルサ・ヴェルデ(Salsa Verde)とは「緑のソース」。サルサがソース、ヴェルデが緑の意味。Jリーグのヴェルディ川崎のヴェルディは緑である。1400年代にはすでにあったといわれ、発祥の場所は不明だが、北イタリアで愛されている。主にイタリアンパセリ、アンチョビ、ワインビネガー、パンを混ぜて作るソースを指し、肉や魚のソースとして使われる。メキシコでもサルサ・ヴェルデは有名で、タコスに使われるサルサ・ロハ(赤派)かサルサ・ヴェルデ(緑派)に分かれる。赤いきつねと緑のたぬきかよ!
サルサ・ヴェルデの材料・食材
- イタリアンパセリ:20g
- オリーブオイル:50ml
- アンチョビ:2フィレ
- ケーパー:10粒
- ニンニク:1片
- パン粉:10g
- 白ワインビネガー:30ml
オリーブオイルは高いものを使わなくていい。イタパセやアンチョビなどの香りがベースとなるので、そこまでオイルの質は重要じゃない。トップバリューのエクストラ・バージンで十分。食材の配合も決まっていないので、お好みで。イタパセの香りを強くしたかったら多くしてもOK。
手作りのパスタ「カサレッチェ」
今回紹介するのが、S字カーブの形をしたショートパスタ「カサレッチェ」
イタリア語で「家庭の」「手作りの」という、やさしくなれるショートパスタ。ソースとの絡みがよく、ブンブンチョッパーでソースを作るので「手作り」にこだわってみた。パスタのバラエティを象徴するカサレッチェを一度食べて欲しい。
フードプロセッサーやハンドブレンダーがある方はそのほうが楽。ただ、ブンブンチョッパーで苦労して作ると美味さも倍増。粗めのソースも食感よし。ブンブンするのも楽しからずや。水曜どうでしょうのブンブン・ブラウが懐かしい。
サルサ・ヴェルデのレシピ・作り方
- イタリアンパセリ、ニンニクをみじん切り
- 材料をブンブンチョッパーに入れてブンブン
- 茹でたパスタと混ぜ合わせて完成
作り方もへったくれもなし。ただ混ぜるだけ。先に材料を切っておくと、ブンブンするのが楽。パスタと混ぜ合わせてもいいし、つけ麺のように食べても美味しい。
イタリアンパセリの愛唄を奏でて欲しい。
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