パスタ界のスーパースター、アラビアータとカルボナーラの饗宴。ペペロンチーノとカルボナーラのように、美味しいものを組み合わせる合わせ技1本はよくある話。しかし、辛さと甘さ、陰と陽、ベジータと悟空という交わらないはずの両雄が和解するキセキ。太陽が夜に遊びに来るDragon Nightのパスタを紹介したい。
カルボアラビアータの材料・食材
- マンチーニのスパゲッティ2.2mm:100g
- コッポラ社のトマトソース:大さじ3
- カラブリア産の唐辛子:1〜2本
- 青森県産のニンニク:2片
- ベーコン:30g
- 全卵:1個
- 牛乳:大さじ2
- 鮎の魚醤:小さじ1
- コンテチーズ:少量(完全感覚Dreamer)
ベースはアラビアータ、そこにカルボナーラが花を添える。牛乳はグリコが美味しい。生クリームだと少ししつこい。牛乳だとシャバシャバにならないか心配の人もいるが、仮にそうなっても大丈夫。食感だけで美味しさは変わらない。一度シャバシャバのカルボアラビアータも作ってみた。
本当に味は変わらなかった。材料紹介の続きをいくと、鮎の魚醤が小さじ1杯でも効いてくる。本来チーズはカルボナーラに敬意を込めてペコリーノ・ロマーノだが、このレシピを考案したフレンチのシェフGeorgeさんにかけてフランスのコンテチーズにした。
フランスを代表するコンテチーズ
コンテチーズはフランスの東部、スイスとの国境にあるコンテ地方のジュラ山脈で作られる。冬の寒さが厳しく、乗り切るために保存性の高いチーズが作られるようになったのは1000年以上前。原料は、牛の生乳、天然の酵素、海塩のみ。着色料や合成添加物は使わない。クセがないので食べやすく、チーズ好きとしては物足りなさもあるが、パスタを援護射撃するにはもってこい。なくても困らないが、あると良さが何倍にもなる。SMAPでいえば、稲垣吾郎のような存在。ラ・マルセイエーズ 。
カルボアラビアータの作り方・レシピ
- ニンニク、ベーコンをみじん切りにする
- 唐辛子を加えオリーブオイルで炒める
- ニンニクが色づいたらトマソーを入れる
- ボウルに全卵、魚醤、牛乳をよく混ぜる
- トマトソースをボウルに入れて混ぜる
- パスタが茹で上がったらボウルに入れる
- チーズを削って湯煎しながら混ぜる
- 皿に盛ってチーズの小雪を降らせる
Georgeさんは湯煎しながらボウルで混ぜることを推奨している。火が入りすぎることなく炒り卵にならない。もちろん、ボウルで作るのもいい。ただし、熱々のパスタが食べたい方は火を入れてダマになっても十分に美味しいので怖がらなくてもいい。
炒り卵のような見た目になったが、これも美味しさは変わらない。自分の好きな作り方、食感で最高のベジットを完成させてほしい。
↓カルボアラビアータの食材↓
通常のカルボナーラやアラビアータのレシピはこちら
最後までご覧いただき、あリガトーニ。