WBCの日韓戦ほどワクワクするものがないように、パスタの日韓戦もすごいものが生まれる。日本代表・納豆と韓国代表・キムチ。発酵食品の王様の2つを合わせることで本国イタリアを凌駕する至高のパスタができる。大の親日家、映画監督のポン・ジュノにも味わって欲しい。グエムル-漢江の怪物も飛びつく美味しさがそこにある。
キムチとパスタの相性
唐辛子、塩、魚介塩辛、ニンニクなどと一緒に漬け込んだオムニ(母)なるキムチ。韓国の冷蔵庫に必ずあり、キムチ専用の冷蔵庫まであると言われる。野菜を塩漬けしたものは昔からあるが、唐辛子を使ったキムチの歴史は浅く、豊臣秀吉の時代の頃と言われる。なぜなら唐辛子は日本から韓国に伝わったから。これ意外と知られていない。その後、瞬く間に国民食に上りつめたキムチはパスタと相性がいい。キムチの酸味や辛味はペペロンチーノやケーパーと同じであり、和えることでパスタの風味が良くなる。以前紹介したキムチのペペロンチーノ「キムロンチーノ」も絶品なので作ってみて欲しい。
納豆キムチパスタの材料
パスタはなんでもOK。細麺が好きな人も太麺が好きな人も大丈夫。納豆とキムチの量もお好みで。バランスを取るため、納豆が1パックならキムチも同量にすればOK。その他の食材もキムチと納豆の旨味を援護射撃するので揃えて欲しいが、特に大事なのは胡麻。炒りごまは、納豆とキムチというクセの強い間に入って調和させる。薩長同盟のときの坂本龍馬のような存在。
納豆キムチパスタのレシピ
- 茹で汁100ccをフライパンに入れる
- 韓国海苔と魚醤を入れてソースに溶かす
- 納豆、キムチ、ごま、バターを入れる
- 茹でたパスタをフライパンに投入
- お皿に盛って追いごま、卵黄を乗せる
納豆キムチパスタの作り方は超簡単。どれだけ不器用な高倉健さんも作れる。パスタを茹で始めて、その茹で汁を100ccフライパンに入れる。韓国海苔を砕いて入れて材料を次々とぶち込んでいくだけ。どんどん旨味をパラサイトしていこう。
美味しい出汁ができるようにグツグツ沸かす。吠える犬は噛まない。
パスタが茹で上がったらよーく混ぜる。愛を込めてマンテカトゥーラ(鍋を振る)
お皿に盛って胡麻を降り、卵黄を乗せて完成。卵白は捨てなくてOK。ある程度、食べたあ味変に卵白を混ぜてみよう。トゥルットゥルの食感でキムチや納豆の濃い味をマイルドにしてくれる。お好みでオリーブオイルをかけても美味しい。いろんな納豆パスタと食べ比べて欲しい。
↓↓納豆キムチパスタの食材↓↓
最後までご覧いただき、あリガトーニ。