パスタの聖書

パスタのレシピ、文化を公開。家庭料理で唯一プロの味を超えられるのがパスタ。

塩ボロネーゼ〜ヴィーナスの誕生パスタ

塩ボロネーゼ〜ヴィーナスの誕生パスタ

パスタ好きの方は、ボロネーゼ=時間がかかる、手間がかかるというイメージがある。材料が多く、赤ワインでトマトソースを煮込むと豊穣な味になる。もっと手軽に食べたくて出来合いのミートソース缶に逃亡している読者の方も多いのではないか。実際、スーパーで売っているミートソースは美味しいのだが、やはり自分で作って味わいたい。そこで紹介するのがリュウジさんの「塩ボロネーゼ」。トマトを使うボロネーゼが男性的な英雄なら、塩ボロネーゼはボッティチェッリの描くヴィーナスの誕生。手間も材料も少ないので、今日はコレで決まり。

塩ボロネーゼの材料・食材

ショートパスタの塩ボロネーゼ

  • コンキリエ:100g
  • 合挽き肉:70g
  • マッシュルーム:1/2パック(3個)
  • 青森県産のニンニク:1片
  • 顆粒コンソメ:小さじ1
  • 薄力粉:小さじ1

リュウジさんはロングパスタ(スパゲッティ)で作ったが、ショートパスタがおすすめ。ロングパスタで作るならフェットチーネなど太麺が良き。

塩ボロネーゼ〜ヴィーナスの誕生パスタ

ショートパスタのコンキリエ

コンキリエはイタリア語で貝殻の意味。その名の通り、貝殻の形をしているユニークなパスタ。さすがイタリア人。超アイデアマン。保守的と言われるが、料理を楽しむ工夫は惜しまない。アモーレ、アモーレ。

塩ボロネーゼのレシピ・作り方

  1. ニンニクはみじん切り
  2. マッシュルームをみじん切り
  3. 合い挽き肉をカリッと焼く
  4. 塩胡椒して味を引き出す
  5. 肉が色づいたらニンニクを炒める
  6. ニンニクの香りが立ったらマッシュルーム
  7. コンソメ、薄力粉を小さじ1を入れる
  8. パスタの茹で汁を50cc、パスタを入れる
  9. 火を止めてグルグル和えて、お皿に盛る

パスタの中では手間が多いが、通常のボロネーゼに比べればお茶の子さいさい。最も手間がかかるのはマッシュルームのみじん切り。面倒くさかったらブンブンチョッパーを使うとよし。るろ剣の抜刀術。楽勝でスッパスッパ斬れます。

ブンブンチョッパー,パスタ

美しい貝殻に肉と塩の旨みが効いた「塩ボロネーゼ」を堪能ください🎶

塩ボロネーゼ〜ヴィーナスの誕生パスタ

ニンニクは親の仇くらい、みじん切り。

塩ボロネーゼ〜ヴィーナスの誕生パスタ

マッシュルームは黒い部分を切り取って微塵切りにする。まあまあ大変だけど、この大変さが美味しさに変わる。これがパスタ料理。

塩ボロネーゼ〜ヴィーナスの誕生パスタ

フライパンにオリーブオイルをひいて合い挽き肉を焼く。塩胡椒を振って味をつける。

塩ボロネーゼ〜ヴィーナスの誕生パスタ

合い挽き肉に火がとったらニンニクを炒める。火は弱火。

塩ボロネーゼ〜ヴィーナスの誕生パスタ

ニンニクのフェロモン(香り)が立ってきたらマッシュルームも入れて炒める。

塩ボロネーゼ〜ヴィーナスの誕生パスタ

コンソメ、薄力粉を小さじ1ずつ入れる。

塩ボロネーゼ〜ヴィーナスの誕生パスタ

茹で汁を50cc(お玉1杯ぶん)入れてパスタが茹で上がるのを待つ。

塩ボロネーゼ〜ヴィーナスの誕生パスタ

茹でたパスタを混ぜてお皿に盛って完成。お好みで胡椒やオリーブオイルをかけても良し。

↓↓塩ボロネーゼの食材↓↓

豆板醤のコンキリエもおすすめ

通常のボロネーゼもおすすめ

最後までご覧いただき、あリガトーニ